仙台市の沿岸部にあった3つの小学校「中野小学校」「荒浜小学校」「東六郷小学校」は、いずれも明治6年にそれぞれの地区のお寺で始まった歴史のある学校です。 しかし、東日本大震災による津波で学校と地域が大きな被害を受け、統合や閉校を余儀なくされました。荒浜小学校の校舎は、津波の爪痕をそのままに残した震災遺構として公開され、中野小学校と東六郷小学校の跡地は、慰霊碑のある公園やコミュニティ広場という新たな場所へ生まれ変わりつつあります。 この展示では、これら3校の思い出を集めて紹介しています。海からほど近い小学校 が長年にわたって見ていた、かつての記憶と出会う場になれば幸いです。
イベント情報に戻る