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多様なメディアを活用した文化芸術創造支援事業(採択結果・事業一覧)

採択内定事業の決定について(2021年度)

    新型コロナウイルス感染症の影響が拡大・長期化する中、仙台市内の文化芸術関係者の活動継続を支援するため、多様なメディアを工夫して用い、市民に文化芸術を届ける創造的な活動を支援する「多様なメディアを活用した文化芸術創造支援事業」について、241件の申請をいただきました。

    選考会において書類審査を行い、募集要項に記載した(選考の視点)に基づき、下記のとおり、採択内定事業223件を決定しました。なお、予算の範囲内でより多くの文化芸術活動を支援するため、申請額から減額して採択した事業もありました。また、一部の事業については、条件付き採択としています。

    選考会では、「(2)企画内容」が独創的・創造的である事業、「(3)公益性」や「(4)波及効果」の視点から、より多くのアーティストに活動機会を提供することや、市民や地域に広く文化芸術を届けることが期待できる事業が高い評価を受けました。

    (選考の視点)
    (1)活動実績・・・ 文化芸術の振興と普及等に関する活動実績があるか
    (2)企画内容・・・ 新たな視点を提示するような独創的な活動内容となっているか
    (3)公益性・・・  多くの市民や地域の文化関係者らの参加(鑑賞)が見込まれる内容となっているか
    (4)波及効果・・・ 地域・社会への波及効果が持続的に期待できるか
    (5)実現可能性・・・実施のために適切な体制及び計画、予算となっているか
              新型コロナウイルス感染拡大防止対策を十分に講じた上で、柔軟な実施方法を備えた事業計画であるか
    (6)必要性・・・  助成金の必要性が認められるか

    ・申請数 241件
    ・採択内定数 223件 *うち4件申請取下げ(7月13日時点)
    (内訳)


    個人102件
    団体109件
    施設12件

  • 採択率 92.5%

  • 助成総額 79,929,000円

  • 採択内定事業 一覧(PDF) (7月13日時点)

  • (参考)
    ・採択された事業・イベントの実施情報の一部を掲載しています。
    「多様なメディアを活用した文化芸術創造支援事業」事業・イベント実施情報
    https://ssbj.jp/scape/?species=true&orderby=date

    ・文化芸術関係者への支援情報窓口や、事業継続・活動支援のための給付金・支援金などの情報を案内しています。
    新型コロナウイルス感染症に関する文化芸術関係者等に対する支援情報のご案内
    https://ssbj.jp/1659/





助成内定事業の決定について(2020年度)

    新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、仙台市内の文化芸術関係者が多様なメディアを工夫して用い、市民に文化芸術を届ける創造的な活動を支援する「多様なメディアを活用した文化芸術創造支援事業」について、287件の申請をいただきました。

    選考会において書類審査を行い、下記のとおり、助成内定事業として決定しました。

  • 採択数 175件(申請数287件)
    (内訳)
     A. 創造・発信事業 156件
     B. 創造・発信のための基盤づくり事業 19件

  • A事業B事業合計
    個人58件2件60件
    団体80件10件90件
    施設18件7件25件
    合計156件19件175件

  • 採択率 60.97%

  • 助成総額 62,196,000円(*)

  • 採択事業 一覧(PDF)

  • *本支援事業は仙台市から当財団への補助金により実施しております。全体の申請件数が想定よりも多かったことから、より多くの文化芸術活動を支援するため、仙台市が助成予算の増額を行い、上記の助成総額となっております。

    なお、仙台市の助成予算の増額については、仙台市議会での予算承認後(6月下旬)に行われたため、6月中旬に採択結果が保留となっていた事業につきましては、増額分の助成予算を踏まえ、改めて通知することとなりました。


選考の概況

    本支援事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、活動自粛となった文化芸術の関係者や文化施設の活動継続を支援するため、多様なメディアを用いて、市民に文化芸術を届ける活動に対して助成するものです。

    申請を募集した5月のひと月のあいだにも、文化芸術活動を取り巻く環境が変化し、それを反映して、申請内容は多種多様な提案がなされました。

    申請内容には、映像、CD、冊子・ZINE等の制作事業やオンライン配信・オンラインイベント、他地域のアーティスト同士がオンラインを通じて作品制作する事業がありました。
    また、文化施設内で感染防止対策を施して、無観客ライブの仕組み・空間づくりや、屋外空間における公演・プロジェクト、室内公演を安全に行うための手法の検証・発信事業などの提案もありました。

    選考会では、募集要項に記載した選考の視点に基づき、申請事業287件の中から助成内定事業175件を決定しました。なお、予算の範囲内でより多くの文化芸術活動を支援するため、申請額から減額して採択された事業もありました。

    選考会の中では、「(3)公益性」や「(5)実現可能性」の視点から具体的な事業計画を有し、今後の新型コロナウイルス感染症の流行期においても、市民や地域に文化芸術を届けることが期待できる手法や事業で、「(2)企画内容」が独創的であるもの、また、「(4)波及効果」として多くのアーティストへの活動機会の提供や地域課題解決を的確に反映した企画が高く評価されました。
    また、「(6)必要性」については、活動自粛等の影響や活動の継続が困難である理由についての記述などを基に評価されました。

    上記に加え、「B. 創造・発信のための基盤づくり事業」については、申請者以外の地域の文化関係者(多様な主体)がより多く参画し実施される事業や、文化芸術活動の新たなモデル(場所や手法)を構築する事業が高い評価を受けました。

    (選考の視点)
    (1)活動実績 ・・・文化芸術の振興と普及等に関する活動実績があるか
    (2)企画内容 ・・・新たな視点を提示するような独創的な活動内容となっているか
    (3)公益性  ・・・多くの市民や地域の文化関係者らの参加(鑑賞)が見込まれる内容となっているか
    (4)波及効果 ・・・地域・社会への波及効果が持続的に期待できるか
    (5)実現可能性・・・実施のために適切な体制及び計画、予算となっているか
             (新型コロナウイルス感染症拡大防止対策が十分に講じられているかも選考基準に含まれます)
    (6)必要性  ・・・助成金の必要性が認められるか