私は学生の頃、吹奏楽部と交響楽団部に所属しており、定期演奏会や商業施設での演奏会など多くの方の前で演奏を行ってきました。どの演奏会でも、足を運んでくださったお客様の笑顔や涙してくださる姿に、文化芸術が多くの人の心に豊かさを与えてくれるものであると感じました。私自身も、気持ちが晴れないときにコンサートや舞台を鑑賞し、元気をもらうことがあります。
このように、多くの方を笑顔にできる仕事がしたいと思ったことが入職のきっかけです。また、生まれ育った仙台で、市民の皆様に喜んでもらえる仕事ができると思い、財団を志望しました。
私が現在所属している舞台芸術振興課事業推進係は、1年を通して、コンサートや演劇といった公演事業やダンス等のワークショップ事業などを担当している部署です。
その中で、私は主に公演事業を担当しています。具体的には、コンサートや舞台の公演を企画し、関係各所との連絡調整をはじめ、チケット販売や広報戦略、リハーサルの立ち合いや当日の運営業務など公演終了まで多岐にわたる業務を担います。その他、財団が管理運営している施設を全館使用したイベントの企画や運営も担当しています。
担当した公演に多くの方が来場し、終演後にお客様の笑顔を見られたときに特にやりがいを感じます。
初めて一から企画した、未就学児も鑑賞できる「音楽と朗読」の公演では、終演後に舞台袖からほぼ満席となった客席の大きな拍手とこどもたちの笑顔を見ることができ、グッとくるものがありました。また、アンケートにおいて、今までコンサートに足を運ぶことをためらっていたお客様からの感謝の言葉を頂戴した際に、企画して本当に良かったと感じました。
公演は、出演者、舞台スタッフ、同僚など多くの方の力を借りながら準備・開催をしているので、無事に公演を終えることができた時の喜びはひとしおです。
まだ一度も公共ホールに足を運んだことのない方にも、気軽に来場いただけるような公演を企画していきたいと思います。初めてでも満足していただける少し砕けた内容のコンサートや演劇公演、ミュージカルなど、『面白い』という感覚を多くの方に持ってもらえる企画を考え開催したいです。また、未就学児も鑑賞できるコンサートだけではなく、障害を持った方も鑑賞できる演劇公演など、誰もが文化芸術に触れられるような企画も多く開催出来ればと考えています。
そして、私自身も職員としてたくさんのことを経験し、成長していきたいです。