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助成事業レポート

劇団無国籍×三角フラスコ合同公演『ほの暗いお仕事』『暗がりにほうる』

  • 年度:2023年度

  • 申請者名:劇団無国籍×三角フラスコ

劇団無国籍×三角フラスコ合同公演『ほの暗いお仕事』『暗がりにほうる』

申請者名

劇団無国籍×三角フラスコ

プロフィール

劇団無国籍:1993年盛岡で旗揚げ、1995年から仙台でオリジナルのコメディを創作し発表している劇団。
三角フラスコ:1995年から仙台を拠点に創作活動を続ける劇団。

URL・SNS等

https://note.com/mukosanka510/

事業概要

結成31年目、仙台での活動29年目となる劇団無国籍と、旗揚げから29年目をむかえる三角フラスコの初の合同公演。現代社会の様相を鋭く、緻密に描き出してきた2つの劇団が、現代に広がる「大きな穴」をテーマに、新作書下ろしで挑む連作短編による演劇公演。

事業の詳細

【きっかけと課題意識】 
 コロナ禍、そしてSNSの普及と発達によってコミュニケーションの性質は変化し続けています。遠くの人、知らない人を知ることのできるツールだと思われていたインターネットは、同じ思想・思考を持った人々を集め、他者への不寛容と分断を煽る装置となっています。 
 闇の中で火を囲み、物語を共有することでコミュニティの形成を図ってきた人間には、もう一度物語が必要です。それは闇の中で火を灯し、他者のぬくもりに触れ、他者の立場へ想像力を架橋するための物語です。先の見えない現状を憂う現代人にとって、闇を照らす道しるべとなるような物語を創る必要があります。
【実施したこととその感想】 
 今回の公演では、現代社会の様相を鋭く、緻密に描き出してきた2つの劇団が、現代に広がる「穴」をテーマに2つの作品を創り同時上演しました。円熟期に入ってきた作家たちが描く作品はいずれも「これまでの時代をつくってきた大人たちのせい」にすることはできない、このような社会を創ることに加担し続けてしまった大人としての責任感を感じさせる作品となりました。 
 また、本公演では「U22割引」や、「障がい者割引」、未就学児を連れて観劇できるサービス「わいわい割引」を実施しました。多くの市民への鑑賞機会を創出するだけにとどまらず、様々な受け止め方をする多彩な観客が同席することで、異なる立場の他者に向けた優しさや寛容さにあふれる上演となりました。

実施イベント

イベント名

日程

会場

総来場者・参加者数

劇団無国籍×三角フラスコ合同公演
『ほの暗いお仕事』『暗がりにほうる』

2024年1月19日~21日

せんだい演劇工房10-BOX box-1

 205人

実施体制

主催

劇団無国籍×三角フラスコ

後援

仙台市、仙台市教育委員会

協力

シバイエンジン

助成

公益財団法人仙台市市民文化事業団