私達はどのようにして私達であるか
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          イベント・発信型 
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          環境形成助成 
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          音楽 
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          演劇 
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          舞踊 
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          映像 
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          年度:2023年度 
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          申請者名:大久保雅基 
 
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            申請者名 
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            大久保雅基 
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            プロフィール 
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            1988年宮城県仙台市出身。多岐に渡る表現手法で、テクノロジーによって音楽を再定義するコンピュータ音楽の作曲家。名古屋芸術大学、愛知淑徳大学、相愛大学非常勤講師。 
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            URL・SNS等 
事業概要
舞台構造における虚構世界と音楽の関係、そして舞台における人間性のありかたについて問う舞台作品の発表を行いました。
事業の詳細
 
 コロナ禍の舞台において、出演者がマスクをするべきかどうかが議論に上がりました。舞台とは作られた虚構世界を鑑賞するものですが、出演者がマスクをしていることによって現在コロナ禍であるという現実世界をつきつけられました。それでは出演者がテレワークのように映像で登場することで、舞台を作れば安全なのではないかという想像から生まれたのが本作です。このテレワークのような形で表現を行う形から、VTuberによる動画配信文化が結びつき、それらを参照した舞台作品を制作しました。
 出演者は生身の映像ではなくVTuberのようなアバターをまとうところから人間性について問う作品になるであろうと思い始めてから、映像はアバターに扮した人間が進行し、音楽をミジンコによる自動演奏装置によって作ることによって、脱人間中心化した舞台を設定し、舞台の構造そのものを問う作品に仕上げました。出演者はモリアオガエルとヒラタクワガタのアバターに扮し、VTuberとしての役柄を動き、または話の内容で表現します。VTuberというのは一般的なキャラクターと異なり人物とアバターの2重のキャラクターを持つことが特徴であり、それをテーマにしました。
 今後もテクノロジーによる音やテクノロジーが作る文化を起点に、人間ならざるものとの関係を持った作品の創作に取り組んでいきたいと思っています。
実施イベント
| イベント名 | 日程 | 会場 | 総来場者・参加者数 | 
|---|---|---|---|
| 私達はどのようにして私達であるか | 2024年1月27〜28日 | 宮城野区文化センター パトナシアター | 39 人 | 
実施体制
| 主催 | Motoki Ohkubo Studio(大久保雅基) | 
|---|---|
| 後援 | 先端芸術音楽創作学会、日本AI音楽学会、日本電子音楽協会 | 
| 助成 | 公益財団法人仙台市市民文化事業団 | 






 
               
               
               
               
              