劇を通じた地元の魅力発見事業
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郷土史
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イベント・発信型
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環境形成助成
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演劇
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年度:2023年度
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申請者名:劇団ざくろう
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申請者名
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劇団ざくろう
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プロフィール
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劇団ざくろうは、東北芸術高等専修学校・北海道芸術高等学校 仙台サテライトキャンパスの在校生及びOBOGにより構成された在仙の劇団です。
事業概要
当劇団と仙台市荒井児童館の子ども達で構成された「あらい劇団」が共同で、荒井を中心とした地域の人々に取材し荒井の歴史を調べ、それをあらい劇団メンバー中心にざくろうメンバーのサポートの元で演劇作品に仕上げ、周辺地域の方々を中心とした市民の方達に地元の歴史に触れる機会を創出する。
事業の詳細
この事業は、仙台市荒井児童館の子どもたちで立ち上げたあらい劇団が劇団ざくろうや周辺の方々のサポートの元、地元の歴史を取材し、それを演劇作品に仕上げ、せんだい3.11メモリアル交流館にて上演するというもので、この事業を契機に創作に関わった子どもだけでなくそれを観劇した周辺の大人の方々も、今暮らしている地域についての理解を深め、演劇を通じた「座学だけでは得られない、疑似的な体験を通した学び」を得てもらうことを目指しました。
結果、創作過程で子どもからも「この前七郷神社に行ってきたよ」という発言や、稽古時に「この時代って本当にこんなことやってたのかな?」「すごく昔だと思ってたけど、思ったよりも今の子どもと変わらないところもあるのかもね」といった興味深い発言が出て、頭だけで得る知識とは違った、身体で体験しながら得る知識があることを再確認できました。
観劇の際の感想にも、「このような地元のことを大切にした活動を続けて欲しい」という意見や「演劇の魅力ってこんなところにあるのですね、これからも続けてください」という意見が見られ、今後も継続的にこの活動を続けていきたいと考えます。
理想としては、いずれ子どもたちが主導であらい劇団の活動が行えるようになってくれたら最高です。
実施イベント
イベント名 |
日程 |
会場 |
総来場者・参加者数 |
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百年後の荒井を考えてみようWS |
2023年8月4日(金)~5日(土) |
仙台市荒井児童館 |
149人(WS参加者36名、児童館公演来場者40名、メモリアル交流館公演来場者73名) |
『時をこえたおくりもの』児童館公演 |
2024年2月3日(土) |
仙台市荒井児童館 |
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『時をこえたおくりもの』 |
2024年2月17日(土)~18日(日) |
せんだい3.11メモリアル交流館 |
実施体制
主催 |
劇団ざくろう |
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協力 |
仙台市荒井児童館/NPO法人アスイク/東北芸術高等専修学校/せんだい3.11メモリアル交流館 |
助成 |
公益財団法人仙台市市民文化事業団 |