「仙臺まちなかシアタープロジェクト」~地域共生と仙台の名物企画を目指して~
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環境形成助成
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演劇
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プロジェクト型
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年度:2023年度
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申請者名:一般社団法人東北えびす
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申請者名
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一般社団法人東北えびす
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プロフィール
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2020年6月、東北に根差した演劇活動を展開するため渡部ギュウと高橋菜穂子が中心となりスタートした社団法人です。「企画公演」「自治体主催事業」「仙臺まちなかシアター」「カルチャー教室」など、多彩な活動を展開しています。
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URL・SNS等
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https://www.tohokuebisu.com
https://www.instagram.com/tohokuebisu/(Instagram @tohokuebisu )
https://www.youtube.com/channel/UCD3uCpN9AktNc_HFfXEHK0g(YouTube 東北えびす-演劇があるくらし-@tohokuebisu0821)
事業概要
市内外の飲食店を会場に「朗読・劇・落語」を連続上演する鑑賞型・創造発信型事業。2020年スタートの「仙臺まちなかシアター」の発展形として、日頃鑑賞機会に恵まれない育児世代やその児童にも今年度はアプローチしました。他に社会課題とアートを考える「トークイベント」や「アート情報チャンネルYouTube」を新設し、幅広い市民との交流や発信を試みました。
事業の詳細
新型コロナウイルス流行下で、劇場・飲食店さんからお客様の足が遠のきがちになる中、「“生の芸術”に触れて気持ちをリフレッシュし、新たに日々を生きる活力を得る機会」を長期間にわたって提供するプロジェクトです。様々なアーティスト・飲食業界とタッグを組み、あらゆる環境下の人にアートを提供できるまちづくりを目指す、そんな挑戦です。
2023年度は、観客層の拡大を目標に、小中学生、さらに不登校児を対象とした上演に取り組みました(2.「怪人と少年探偵」→親子対象3.「命を弄ぶ男ふたり」→不登校親子対象)。背景には、まちなかに子連れで行ける民間の居場所がほとんどない仙台の現状、不登校が増加の一途をたどる社会の現状があります。
演劇等の鑑賞は、感情を直接揺さぶられるため、舞台上の世界を追体験し、気持ちをリフレッシュする効果があり、その感覚を子どものうちから経験してほしいと考えました。また、仙台・宮城で芝居作りや作品作りに関わるアーティストと、不登校児支援に関わる団体の代表と膝を交えてのトークセッションを行うことで、社会課題における演劇のこれからの役割について有意義な議論を交わすことができました。来年度は、今年度の取り組みを継続するとともに、複数名のプロデューサーを立て、より幅広い作品づくりを展開します。また、親子対象・不登校児対象の取り組みを展開しつつ、仙台在住の外国の方達など、さらなる観客層の開拓を考えています。
実施イベント
イベント名 |
日程 |
会場 |
総来場者・参加者数 |
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1.一人芝居「税務署長の冒険」 |
2023年7月8日(土)12:00/17:00 |
ビストロやえがし |
320人 |
2.朗読劇「怪人と少年探偵」江戸川乱歩 |
2023年8月10日(木)11:00/14:30 |
カフェクラフト |
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3.朗読劇&生演奏「命を弄ぶ男ふたり」岸田國士著&トークイベント「演劇とまちなかの居場所づくりについて」※不登校親子招待 |
2023年9月2日(土)11:00/14:30 |
センダイコーヒー |
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4.朗読&生演奏「手袋をさがす 向田邦子の食・愛・人生のエッセイ」 |
2023年10月8日(日)12:00/17:00 |
和醸良酒〇たけ |
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5.朗読劇&生演奏「晩菊」林芙美子 著 |
2023年10月29日(日)13:00/16:00 |
大石屋 |
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6.朗読劇&生演奏「金属疲労」田辺聖子著 |
2023年11月24日(金)16:00/11月25日(土)16:00 |
日本料理華の縁 |
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7.朗読劇&生演奏「仙臺まちなか怪談Ⅱ 内田百閒」 |
2023年12月5日(火)15:30/19:00 |
鹿落堂 |
制作物
メディアの種類 |
タイトル |
URL・販売/配布場所 |
料金 |
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映像 |
YouTubeチャンネル「東北えびす-演劇があるくらし-」 |
YouTube |
無料 |
実施体制
主催 |
一般社団法人東北えびす |
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後援 |
仙台市 |
協力 |
ビストロやえがし、カフェクラフト、センダイコーヒー、和醸良酒〇たけ、大石屋、日本料理華の縁、鹿落堂、 親子の居場所Clover、すんぷちょ、石巻劇場芸術協会 |
助成 |
公益財団法人仙台市市民文化事業団 |