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助成事業レポート

アートを仕事にするネットワーク環境形成事業

  • 年度:2023年度

  • 申請者名:一般社団法人アート・インクルージョン

アートを仕事にするネットワーク環境形成事業

申請者名

一般社団法人アート・インクルージョン

プロフィール

アートを通して全ての人を優しく包み込む社会を実現する、また広い意味での芸術文化活動を通して障害の有無や性別年齢国籍を超え、少数者の立場に置かれている人々が積極的に社会に関わり、参画し、交流し、あらゆる人を優しく包み込む社会の実現とこのムーブメントが全国に広がり、また想いを同じくする海外の人たちとも交流を図る。

URL・SNS等

https://art-in.org/index.html

事業概要

障害者のライセンスビジネスやFab工房を活用したモノづくりを通じて、障害のある人・支援者とクリエイターがネットワーク化に取り組む。これにより、障害のある人は社会参加・工賃アップを目指し、クリエイターは社会課題を通じた仕事を創出する。これにより、多様な社会的弱者と芸術文化活動が協働する環境形成に貢献する。

事業の詳細

 全国をみると、「アートを仕事にする」その手法として、障害のある人の著作権を活用したライセンスビジネス(ファッション、プロダクト、空間デザインなど)、障害のある人たちがFab工房等を運営し観光産業に関連した製品を生産販売する事業などがある。しかしこうした活動は仙台市ではあまり見ることができない。
 原因には、協業するグラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、Fabコミュニティなどとの連携の不足、これを仲介する中間支援組織の不在がある。また食品を扱う事業所は横のつながりがしっかりしていて、販売会での売り上げが立っているのにも関わらず、この事業に参画しているアート系事業所はこの「福祉の販売会」では需要がない。
 障害のあるアーティストたちのありのままの日常を見守るのが支援員たちの役割ですが、その場所を継続する事の難しさや福祉領域ではカバーしきれない資金難やアーティストたちに十分な工賃を支払えないのが大きな課題。この課題解決のカギがこの事業にあると思う。そこで、仙台市内の複数の個人・団体有志とともに、「アートを仕事にする」ネットワーク の環境形成を目指して3年間活動してきた。3年間の事業を通し、強い絆でむすばれたネットワークが形成され、今後もより公益的に新しい取り組みを見せる工夫をしながら活動していきたい。伝統工芸・お土産物・観光・お祭りなどに参画していきたい。

実施イベント

イベント名

日程

会場

総来場者・参加者数

popup store

2023年9月1日~5日、2024年1月25日~29日

仙台PARCO2

301人

フレーミングから考える情報発信の面白さ

2023年12月19日16時〜17時半

一般社団法人アート・インクルージョン

報告会Instagramライブ配信

2024年 3月15日 16時ー17時半

一般社団法人アート・インクルージョン

制作物

メディアの種類

タイトル

URL・販売/配布場所

料金

冊子

AとWフリーペーパー

多夢多夢舎中山工房(タムカフェ)
わらしべ舎羽黒台工房
一般社団法人アート・インクルージョン

無料

映像

報告会Instagramライブ配信

Instagram
(https://www.instagram.com/net_make_art/)

無料

実施体制

主催

一般社団法人アート・インクルージョン

共催

渡邉竜也【渡邉デザイン】(ロゴデザイン、ブランディング)、大江よう【TEXT】(外部アドバイザー)、多夢多夢舎中山工房、わらしべ舎羽黒台工房

協力

NPO法人エイブル・アート・ジャパン、DIY STUDIO、株式会社ユーメディア、HUMORABO、のぞみ福祉作業所、やまがたアートサポートセンターら・ら・ら
会場協力:一番町一番街商店街振興組合 PARCO仙台

助成

公益財団法人仙台市市民文化事業団

更新日:2024年06月14日