コラボアートパフォーマンス『なぜ生まれたかを知りたい。』
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文化芸術の創造・発信事業
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音楽
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舞踊
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伝統芸能
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年度:2024年度
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申請者名:ナゼウマ実行委員会

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申請者名
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ナゼウマ実行委員会
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プロフィール
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仙台市在住のアーティスト山下重人とパフォーミングアーティストのサカクラカツミのコラボイベント『なぜ生まれたのか知りたい。』の舞台作品上演をきっかけに2024年に結成した団体です。
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URL・SNS等
事業概要
山下重人氏が提供する絵と詩、中石美里氏のピアノ演奏、サカクラカツミ氏の朗読・パフォーマンスで表現する舞台を通し、観る人に自分と向き合うきっかけを提供することが主目的です。会場では東日本大震災の保健活動記録パネルや仙臺七夕祈織も展示しました。来場者の思いや願いを会場のナゼウマ短冊に託してもらいました。
事業の詳細
「なぜ生まれてきたのか知りたい」(以下、ナゼウマ)この普遍的な問いについて考え自分自身と向き合うことは、とても孤独な作業である一方、その人の人生を豊かにするものではないでしょうか。舞台作品の上演を通して、観た人に自分のナゼウマを考えるきっかけにしてほしい、それが本事業の大きなねらいです。
初回上演となる2024年度は、絵と詩の選定、構成と演出、音作りなど、短期間ながらひとつひとつ丁寧に向き合いました。
参加した方からは「とても深い朗読会」「一日一日を大切に生きていきたい」「自分にできることを精一杯頑張る」「生まれてきたからには楽しく生きていこう」「まだ答えが出ないが考える機会をもらった」「心の中をゆさぶられた」といった声が多く聞かれました。
また、舞台上演のほかにも、仙台ならではの同時開催企画として、東日本大震災での保健活動の記録パネルの展示や、東日本大震災の復興シンボルでもある、仙臺七夕祈織プロジェクトも紹介、命について考えてもらえるイベントになるように工夫しました。一方的な発信とならないよう、参加者が自分のナゼウマや感想、などを会場に用意したナゼウマ短冊用紙に書いてもらうことで思いを共有しました。たくさんの方からご協力や応援をいただきご縁を得た本事業は、1日限りのイベントにすることなく、今後も多くの方にナゼウマを仙台発祥のアートとして知ってもらえるように取り組みたいです。
実施イベント
イベント名 |
日程 |
会場 |
総来場者・参加者数 |
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なぜ生まれたのか知りたい。 |
2025年1月12日 |
せんだいメディアテーク |
200人 |
実施体制
主催 |
ナゼウマ実行委員会 |
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協賛 |
株式会社グローバルビジネスラボ |
協力 |
鳴海屋紙商事株式会社、株式会社イメージパーク、せんだい3.11メモリアル交流館、株式会社東京法規出版 |
助成 |
公益財団法人仙台市市民文化事業団 |
フォトギャラリー
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©TETSUYA TOYODA
手作りした詩集を手に詩を朗読するサカクラカツミ
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©TETSUYA TOYODA
絵と詩にあわせてこの日のために丁寧に音を作った。ピアノ演奏する中石美里
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©TETSUYA TOYODA
絵・音楽・詩の朗読 それぞれのアートが融合し三位一体の表現となる
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©TETSUYA TOYODA
ステージ上に大きく投影された山下重人の絵は、観る人の心に迫る
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©TETSUYA TOYODA
詩が持つ激しい一面をピアノとパフォーマンスで動きのある表現に
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©TETSUYA TOYODA
仙台七夕伝統の七つ道具とミニ七夕震災後の東北各地の風景写真集なども展示
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©TETSUYA TOYODA
東日本大震災の保健活動を記録したパネル「世界がすこやかであるために」の展示
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©TETSUYA TOYODA
山下重人の新作絵画をポスターにしたミニ作品展
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©TETSUYA TOYODA
舞台を観た感想、メッセージや願い事を会場のナゼウマ短冊に託してもらうコーナー
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©TETSUYA TOYODA
上演終了後の様子。会場には一体感が生まれ、大きな拍手に包まれた