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助成事業レポート

建築文化をつくる「Local architecture festival(仮)」実施に向けたプレリサーチ

  • 年度:2024年度

  • 申請者名:Local Places

建築文化をつくる「Local architecture festival(仮)」実施に向けたプレリサーチ

申請者名

Local Places

プロフィール

仙台/宮城を中心に建築・デザイン・都市/まちづくり・文化芸術などに携わるメンバーによる任意団体で、地域の建築文化を育むため、建築イベントやデザインリサーチ、コミュニティ活動などを実施しています。

URL・SNS等

https://sites.google.com/view/local-places/home?authuser=0

事業概要

仙台市内にて、建築や都市環境を重要な地域資源とみなし、その文化的価値を市民と共有しながら新たな文化活動や地域振興につなげることが可能か、プレリサーチを行った。具体的には、他都市の事例を聞き参加者と意見を出し合う「シンポジウム」と、実際に「まち歩きツアー」や「建築スタディツアー」を開催した。

事業の詳細

 近年、国内/外にて建築を媒介にまちを盛り上げる試みが多数実現しています。いずれも民間の実行委員が起点となり、行政や地域企業を巻き込みながら、さまざまな実験的なイベントが結実した結果といえます。そうした動きと比較すると、仙台市内やその近郊では、まだ建築や都市環境が重要な地域資源であることへの認識が低いといえます。Local Placesは、建築を媒介に地域の魅力を再発見し、その文化的価値を共有する機会を増やすことが建築文化の醸成につながると考え、2021年からさまざまな活動を行ってきました。
 本年度は、今後の展開を見据えて、「台南建築トリエンナーレ」のキュレーターを務める謝宗哲氏、京都で「けんちくセンターCoAK」を主宰する川勝真一氏を招き、各々の取り組みをご紹介いただくシンポジウム【建築文化をとどけるひと -台南・京都・仙台-】を開催しました。他都市と比較するなかで、仙台でどのような方法・規模・運営が可能なのか、考える良い機会となりました。
 一方で、建築/まちの歴史や変遷などを掘り下げ、専門的な知識をを噛み砕いて伝える必要があることも再認識し、建築/まちが我々市民の日常と地続きにあることを想起できるよう、建築まち歩きツアー【川内エリア】や建築スタディツアー【宮城県知事公館】を開催しました。

実施イベント

イベント名

日程

会場

総来場者・参加者数

シンポジウム【建築文化をとどけるひと -台南・京都・仙台- 】

2024年11月4日(月・祝)

仙臺緑彩館 交流体験ホール

75人

建築まち歩きツアー[川内エリア]

2024年11月4日(月・祝)

川内エリア・周辺

建築スタディツアー[宮城県知事公館]

2025年3月1日(土)

宮城県知事公館

実施体制

主催

Local Places

助成

公益財団法人仙台市市民文化事業団 2024年度文化芸術を地域に生かす想像支援事業