「仙台げいのうの学校2024」 伝承文化にコネクト・リンク・支援する次世代人材の育成および支援の仕組み化
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文化芸術と社会の連携推進事業
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郷土芸能
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伝統芸能
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年度:2024年度
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申請者名:縦糸横糸合同会社

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申請者名
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縦糸横糸合同会社
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プロフィール
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地域に伝わる文化(縦糸)と現代・次代・世界の人たち(横糸)が出会い、地域文化の“可能性”“自信”“再定義”“新発見”を見出せるような「企画」「機会」をつくる会社です。
事業概要
“げいのう”(民俗芸能等)に関わり、繋がり、応援したい仙台げいのうの学校受講生(市民)が、”げいのう”との関係構築や伴走支援を主体的に行える機会を設定します。市民の専門性を持ち寄った”げいのう”への取材、媒体制作・発信によって、”げいのう”の継承モチベーションを促し価値を高めることを目的とします。
事業の詳細
仙台げいのうの学校(以下、せんげい)を2期運営し、“げいのう”を応援したい市民(受講生など)や企業が多くいることがわかってきました。本事業はそもそも担い手や継承する側の課題解決のために立ち上げた事業でしたが、活動を続ける中で“げいのう”が多様な市民が集うフィールド・媒介として高い価値があることに気づきました。これまで“げいのう”の次世代育成は「地域内の担い手をいかに増やすか、持続させるか」の視点のみに立っていましたが、”せんげい”の受講生・講師の人脈やネットワークを生かし、“げいのう”団体に伴走支援できる人材を育成していくことにフォーカスを当てました。
そこで今年度は1・2期卒業生有志で【せんげい編集局】を組織し、仙台市内の“げいのう”団体から「川前の鹿踊」「生出森八幡神楽」にご協力頂き、認知向上・魅力発信のための媒体物制作を企画しました。2つのチームに分かれ、団体の課題意識や目指す姿の聞き取り現地取材から始め、それを踏まえて【なぜ、誰に、何を伝え、どんな反響を得たいか】というコンセプトを策定し、媒体物を検討。2団体でまったく異なる成果物に着地する結果となりました。
今後は、媒体や「仙台げいのうの学校」(note)を用いた芸能団体の広報協力や、継続的な伴走の在り方、外部人材が果たす役割について受講生とともに総括する予定です。せんげいの名称や活動は”市民活動”として継続していきます。
●各分野の専門家によるレビュー記事をウェブマガジン「まちりょく」でご覧いただけます。
https://mag.ssbj.jp/col/19226/
実施イベント
イベント名 |
日程 |
会場 |
総来場者・参加者数 |
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キックオフミーティング |
2024年7月11日 |
生涯学習支援センター・会議室 |
72 人(のべ) |
編集会議(川前鹿踊) |
2024年9月1日 |
生涯学習支援センター・ミーティング室 |
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編集会議(川前鹿踊) |
2024年10月7日 |
仙台市市民活動サポートセンター・研修室 |
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編集会議(川前鹿踊) |
2025年11月18日 |
仙台市市民活動サポートセンター・研修室1 |
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編集会議(中間報告) |
2024年12月8日 |
「川前の鹿踊・川前の剣舞」会長宅/仙台市市民活動サポートセンター・研修室5 |
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編集会議(合同) |
2025年1月13日 |
仙台市市民活動サポートセンター・研修室3 |
制作物
メディアの種類 |
タイトル |
URL・販売/配布場所 |
料金 |
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冊子 |
生出森八幡神楽リーフレット |
生出森八幡神楽保存会 |
無料 |
カード |
川前鹿踊カード |
川前の鹿踊・剣舞保存会 |
無料 |
ウェブ記事 |
仙台げいのうの学校note |
無料 |
実施体制
主催 |
縦糸横糸合同会社 |
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協力 |
コーヒーと旅と本、office ayumitoiro、青空編集室 |
助成 |
公益財団法人仙台市市民文化事業団「2024年度文化芸術と社会の連携推進事業」 |
フォトギャラリー
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せんげい編集局キックオフミーティング・西大立目祥子さんを講師に
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せんげい編集局編集会議中間報告会・生出森八幡神楽チームのプレゼン
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せんげい編集局編集会議・生出森八幡神楽のリーフレットデザインの最終段階
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生出森八幡神楽の皆さんからリーフレットへの意見をいただく
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生出森八幡神楽の嶺神楽長へリーフレット納品
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Timur Kalininsky
川前鹿踊練習見学と体験
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Timur Kalininsky
川前鹿踊練習見学
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Timur Kalininsky
川前鹿踊の本番応援へ(2024年7月川前こども祭り)
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川前鹿踊の衣装納めで保護者の皆さんと
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川前鹿踊カード