Nowsreelシネクラブvol.4=奥村昭夫の全体像
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文化芸術の創造・発信事業
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地域助成
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映像
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年度:2025年度
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申請者名:Nowsreel
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申請者名
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Nowsreel
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プロフィール
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2022年に仙台と東京の学生によって結成。映画表現の根源に迫りながらもこれまで鑑賞の機会が限られていた作品を、特集形式で上映しています。あわせて、関連テクストの翻訳・刊行にも取り組んでいます。
事業概要
フランス映画関連書の翻訳者として知られる奥村昭夫(1943–2011)が、1960年代後半に映画作家として手がけた3本の実験的作品を、およそ25年ぶりに上映しました。上映後のトークには映画研究者・批評家の須藤健太郎氏を招き、映画制作と翻訳の双方にわたる奥村の多面的な仕事をあらためて検討しました。
事業の詳細
『ゴダール映画史』『作家主義』といったフランス映画関連書籍の翻訳者として知られる奥村昭夫(1943-2011)が、前衛的な自主映画作家としてキャリアを開始したことは、半ば忘れられた事実です。1960年代後半に彼は3本の作品を制作しましたが、2001年の特集上映を最後に、その全貌は長らく回顧されることがありませんでした。この時期の自主映画には、フィルムの散逸や劣化、そして忘却といった問題が常につきまとっています。奥村の映画作品を再び上映し、映画史に位置付け直すことは、現在のみならず未来の観客のためにも求められているのではないか。そのような思いから今回の企画ははじまりました。
映写可能なプリントや資料が見つからないといった課題を乗り越え、せんだいメディアテークで上映を実施しました。上映中には、劣化したプリントが断裂して映写が停止するというアクシデントも発生し、物理的なタイムリミットが迫っていることをはからずも証し立てることとなりました。上映後には、学習院大学准教授の須藤健太郎氏を迎えトークを行いました。『作家主義』の改版にあたって監修も務めた須藤氏からは、映画制作と翻訳の双方にわたる奥村の仕事を再検討する、さまざまな興味深い指摘がありました。
今回は初めてフィルム上映を行うなど、運営上も多くの挑戦がありました。今後も仙台の地で、映画の可能性を広げるような作品を上映してまいります。
実施イベント
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イベント名 |
日程 |
会場 |
総来場者・参加者数 |
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Nowsreelシネクラブvol.4=奥村昭夫の全体像 |
2025年10月19日 |
せんだいメディアテーク |
26人 |
実施体制
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主催 |
Nowsreel |
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協力 |
イメージフォーラム、有限会社ヤマガタ |
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助成 |
公益財団法人仙台市市民文化事業団 |
フォトギャラリー





