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助成事業レポート

採択事業主催者によるレポートを紹介しています。

2023年度事業レポート

仙台の戦後ジャズ史から1970年代のハコバン文化への軌跡

仙台の戦後ジャズ史から1970年代のハコバン文化への軌跡

仙台出身のミュージシャンである稲垣潤一氏が仙台市内の生バンド演奏を聴かせる飲食店を中心に活動した1970年代、生演奏を聴かせる飲食店(ハコ)が50店舗位市内に存在し、生バンド(ハコバン)が活躍した文化が存在していた。そういった文化が実は仙台の戦後ジャズ史から継承された結果生まれ、現在の定禅寺ストリートジャズフェスティバルに脈々と受け継がれている、という貴重な軌跡を動画を通じアーカイブとして残し多くの方々に知っていただく事業です。

Foraged Colors Exhibition & Workshop / Sendai Colors 海の色を探す(Foraging Ocean Colors) / 持続可能な顔料とメディウムの開発

Foraged Colors Exhibition & Workshop / Sendai Colors 海の色を探す(Foraging Ocean Colors) / 持続可能な顔料とメディウムの開発

Foraged Colorsは、海や山から採集したもので「色」をつくり、現代社会へ実装することをビジョンとするプロジェクトです。素材を見出す「民俗知」を出発点として採集物や食物などから「顔料やメディウム」をつくり、工芸的な技術を手掛かりに現代産業・量産技術へ繋ぐ技術開発や調査に取り組んでいます。

日本の伝統的な構法によって建てられる建築を、ドキュメンタリーとして映像に残し伝える~第二章~

日本の伝統的な構法によって建てられる建築を、ドキュメンタリーとして映像に残し伝える~第二章~

伝統構法を軸に大工、林業、左官など歴史ある職人の知恵や技術、また新たな実験とを融合し、1軒の建物が建つまでのドキュメンタリー。伝統的な木組み構法の、木材加工~建前~竹小舞編み~焼杉作り・建具製作までを第二章とする。 建物が教えてくれる様々な知恵や意味を映像に残し、次世代への普及・後継を行う。

仙台の今昔写真から若年世代がまちの魅力を新発見し、多世代で地元学のタネを育てていくアーカイブ事業「ここダネ!」

仙台の今昔写真から若年世代がまちの魅力を新発見し、多世代で地元学のタネを育てていくアーカイブ事業「ここダネ!」

今昔定点写真をもとに、子ども・若者世代の視点でまちの魅力を新発見し多世代交流を促す「今昔写真展」「今昔まち歩き」などを通し、多世代交流や地域資料の新たな掘り起こしを行った。新たに小中学校との連携も生まれ、仙台への関心・興味を育てる事業へと発展させて地元学を育てるアーカイブ支援に取り組みたい。

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